2024年1月4日(木)
新年のご挨拶
院長です。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中はたいへんお世話になりました。今年もよろしくお願い致します。
新年は1月5日(金)より診療を開始します。
年始より色々考えさせられる出来事が続いています。
能登半島地震では今でも救助活動が続いており、避難生活を余儀なくされている方々がいることを考えると心が苦しくなります。
かかりつけの方も帰省してきます!と仰っていた方が何人かいらっしゃいました。本当に心配しています。私も遠縁があり、思い入れのある地ですので他人事ではないと感じています。
またJAL機の事故ですが、ちょうどその1時間前に私も空港を利用していました。急死に一生を得たとはこのことです。事故に遭われた方、お見舞い申し上げます。
私ができることは本当に微々たる限られたことですが、前を向いて粛々と普段の生活を続け、目の前の患者さまと向き合い、これからも日々の診療を続けて行きたいと思います。
当院はもうすぐ6年目を迎えます。おかげさまでたくさんの患者さまに来院して頂いております。
感染症の大流行で待ち時間が長くなることがあり心苦しいですが、事務・看護師スタッフ総動員で診療に当たらせて頂き、診療をお断りすることなく最大限の患者さまを受け入れています。
受付・会計をできるだけ簡略化し、予約システムをうまく利用することで、院内での待ち時間を極力減らせているかと存じます。それでも緊急の患者さま対応でご迷惑をお掛けすることがございますが、限られた人員で対応しておりますのでご容赦頂ければと存じます。
アレルギー診療では乳児期からのスキンケア(アトピー性皮膚炎はステロイド以外の新薬が20年ぶりに次々と発売され、治療の大転換期です!)・食事指導(やみくもな食事除去の徹底回避)を行うことでかなりの程度まで食物アレルギーは予防・改善できると考えています。とにかく乳児期早期から介入することがポイントです!個人的には1歳〜1歳半までにどこまで進められるかが予後を大きく左右すると考えています。
昔の常識はこの10年であっという間に非常識になりました。
開院当初から一貫してこの診療スタイルを続けていますが、それを支持する新しいエビデンスが次々と見つかっており、自信を持って対応させて頂いています。
これからも自分の現在の知識に驕ることなく、学会や勉強会へ積極的に参加し自己研鑽を続け、最新の治療を患者様へお届けしていく所存です。
本年もよろしくお願い致します!!