医療法人社団キンダーリング えがおこどもクリニック

小児科/アレルギー科/小児皮膚科

EGAO CHILDREN'S CLINIC

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クリニックだより

2021年3月1日(月)
スギ花粉症について

日差しが暖かくなり春の陽気を感じられるようになりました。

しかし、花粉症の方には大変つらいシーズンでもあります(院長も花粉症です(T ^ T))。

今年はマスクを着けて生活しているにも関わらず、昨年以上にスギ花粉が飛散(悲惨)しており症状が強い印象です。

目の痒み、涙が出る、くしゃみ、鼻が詰まる・垂れる、のどがいがいがするなどは花粉症の代表的な症状ですね。

当院でも1月頃より少しずつ相談を受けていましたが、2月後半になりスギ花粉症の方が急増しています。

治療の基本としては生活環境の整備、抗アレルギー薬の内服に加えて、症状に合わせて点鼻薬や点眼薬、軟膏を併用します。

授乳中の方やてんかん・けいれんなどの基礎疾患をお持ちの方は薬剤の選択に注意が必要です。

症状がひどい方については根本的な治療として当院ではスギの舌下免疫療法を行っています。

舌下免疫療法 | 医療法人社団キンダーリング えがおこどもクリニック (kinderring.or.jp)

 

当院ではお子さんの治療が中心となりますが、1-2年のスギ舌下免疫療法を行っている方で、今年はあまり目の痒みを感じないという方がたくさんいらっしゃいます。

5才以上で開始は可能ですが、当院では早くても6歳以上で血液検査を実施したのちにスギ花粉の飛散時期を過ぎた6月頃に開始しています。小学校の高学年以上で希望される方が多いです。

花粉症状がない時期も毎日内服の継続が必要なため、治療の継続には本人の強い意志とご家族の協力が必須になります。よく相談されることをお勧めします。

当院ではお子様だけでなく大人の方も受診可能です。血液検査によるアレルギー検査も行っておりますので、ご希望の方はご相談ください。