医療法人社団キンダーリング えがおこどもクリニック

小児科/アレルギー科/小児皮膚科

EGAO CHILDREN'S CLINIC

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クリニックだより

2023年2月21日(火)
花粉症のシーズンになりました!



※2023年5月20日より今季のスギ舌下免疫療法を開始します!

今年も花粉症のシーズンが本格的に始まりました。コロナでマスク生活が定着しましたが、それでも目の痒み・鼻づまりが辛いですよね。

東京都からも2月10日(金)をスギ花粉の飛散開始日(一定数以上の花粉を2日連続で確認された日)として正式に発表されました。例年より5日程度早いそうです。

花粉症の治療の基本はスギ花粉の回避+症状に応じて飲み薬・点眼薬・点鼻薬などの組み合わせで行います。

ただし小児では感染症を合併していることも多く、眼のかゆみなどの症状の訴えもあいまいなことがあり、判断が難しいことがあります。

当院では花粉症を疑われる方には簡単な鼻水のアレルギー検査を行い、客観的にアレルギー反応を確認するように努めています。ご希望の方はお気軽にご相談下さい。

また根本的な治療として舌下免疫療法を行っています。

一般的に舌下免疫療法を含むアレルゲン免疫療法では8割前後の患者さまで有効性が認められています。飲み薬や点鼻薬・点眼薬はあくまで一時的に症状を抑えるだけであり、根本的な治療ではありません。根本的な体質改善(長期寛解・治癒)を望む患者さまには、舌下免疫療法をお薦めしています。

スギの舌下免疫療法については花粉飛散時期の過ぎた5月末~6月頃より開始できます。

親子で一緒に治療されている方もいらっしゃいますが、たいへん好評です!成人の方単独でもご希望の方はお問い合わせ下さい。

 

【スギ花粉の回避方法】

①花粉飛散情報に注意する。
②飛散の多い時の外出を控える。外出時にマスク、メガネを使う。
③表面が毛羽立った毛織物などの衣服の使用は避ける。
④帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室する。洗顔、うがいをし、鼻をかむ。
⑤飛散の多い時は窓や戸を閉めておく。換気時は窓を小さく開け、短時間にとどめる。
⑥飛散の多い時はふとんや洗濯物の外干しは避ける。
⑦掃除を励行する。特に窓際を念入りに掃除する。

 

【関連リンク】

・東京都の花粉情報 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/allergy/pollen/index.html

・花粉症一口メモ(東京都健康安全研究センター)https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/allergy/pdf/pri06_04.pdf