2022年3月7日(月)
5~11歳のこどもの新型コロナワクチンの予約について
※2022年11月以降の小児・乳幼児コロナワクチンについては以下のリンクを参照下さい
https://kinderring.or.jp/11月からのコロナワクチンの予約および乳幼児のコ/
5~11歳のこどもの新型コロナワクチンの予約を開始します。
初回接種の3週間後に2回目の接種を行いますので2回目までセットで予約をします。
※PCR検査を含めた問い合わせ多数のため、昼休憩時間の電話受付を中止します。
【対象者】
・5~11歳の方で、自治体から接種券が届いた方
・接種2週間以内にインフルエンザ以外のワクチンを接種されていない方
【予約枠】
・2022年11月以降の予定については以下のリンクを参照
https://kinderring.or.jp/11月からのコロナワクチンの予約および乳幼児のコ/
※ワクチンの準備・保存期間が限られているため、こちらから時間を指定させて頂く場合がございます
【注意事項】
・母子手帳を必ず持参して下さい
・予診票を自宅で記入してから来院下さい
・肩を出しやすい服装でお越し下さい
・ファイザー製のワクチンを使用します。
・副反応の可能性があるため、接種翌日はゆとりを持った予定を組むようにお願いします
・初回接種が11歳で、2回目の接種までに誕生日を迎え12歳になった場合は、2回目も小児用コロナワクチンを接種します
【関連リンク】
5~11歳小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)
新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)
新型コロナワクチンの5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
【当院の接種に対する考え方】
※当院の接種では現在まで重大な副作用の起こっている方はいません。発熱もほとんど認めていません。
今回の小児用コロナワクチンは全てファイザー製ですが、有効成分が1/3に調整されているため、副反応については12歳以上の方より少ないことがわかっています。
基礎疾患のある方やもしもの場合に入院生活が難しい方などについては接種をお勧めします。またお子さんだけでなく、ご家族に基礎疾患がある場合も接種を検討して下さい。今回の第6波ではお子さんからの家族内感染が問題になっています。
オミクロン株に対する小児用コロナワクチンの有効性のデータも少しずつ出てきています(現時点の有効性のデータの多くはデルタ株以前のものです)。ただし、通常のお子さんであればオミクロン株に関しては重症化リスクは低いため、難しい判断になります。感染予防効果は現在のオミクロン株に対しては弱いこと、経時的に効果は弱くなるため今後の追加接種も念頭に入れておかなければなりません。
最も懸念されることは、これからも新たな流行が予想されますが、新たな変異株が弱毒化するかどうかは誰にも分らないということです。流行が始まってから動いても間に合いませんし、そもそもワクチンが足りなくなり接種する機会を逸するかもしれません。
他にも判断材料はたくさんあります。
お子さんによっては痛みに対して過度に反応される方や、恐怖心が強く注射そのものが他のお子さんより苦手な方もいます。
逆に接種をすることで日常生活を少し楽な気持ちで前向きに過ごせる方もいると思います。大きなイベント前に対策を講じておきたいなども理由になるかもしれません。
少なからず副反応のあるワクチンですので、ご家庭でメリット・デメリットを勘案し接種を決めるべきだと思います。
なにかわからないことがあればお気軽にご相談下さい。