2020年9月30日(水)
ロタウイルスワクチンの定期接種開始に伴う、接種間隔のルール変更について
令和2年10月1日よりロタウイルスワクチンの定期接種が始まります。
対象は8月以降に生まれたお子さんになります。
7月生まれまでのお子さんは任意接種(当院ではロタリックス12000円×2回、ロタテック8000円×3回)となりますのでご注意下さい。
またロタウイルスワクチンの定期接種開始に伴い、ワクチンの接種間隔のルールが変更されます。
これまで生ワクチン接種後は4週間、不活化ワクチン接種後は1週間の間隔をあけるという絶対的なルールがありましたが、10月からはワクチン接種の翌日に別のワクチンを接種できるようになります。
ただし、注射生ワクチン同士(MR、おたふく、水痘など。)は引き続き4週間あけます。通常は1歳および年長さんで問題になります。MRワクチン接種翌日にインフルエンザなどの不活化ワクチンの接種は問題ありません。
また、同じ種類のワクチン同士もこれまで通り通常4週間以上の接種間隔をあけます。例えば、ヒブ①-ヒブ②は4週間あけます。細かな接種間隔はワクチンの種類や回数により異なりますので、詳細は予防接種ページをご覧下さい。
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンのため、直近にどんなワクチンを接種していても、いつでも接種できるようになります。ただし、1回目と2回目は同種類のワクチンのため、ブースター効果を高めるため、通常2〜4週間程度の間隔をあけます。
なお、接種間隔のルールが緩和されましたが、当院ではこれまで通りのスケジュールでの同時接種を推奨しています。接種漏れや接種の遅れ、誤接種を避けるためです。詳細は予防接種のページをご覧下さい。
なにかご不明な点があれば遠慮なくご相談下さいね。