2023年3月7日(火)
※重要 4月からの予防接種スケジュールの変更について
2023年4月より予防接種のスケジュールが一部変更になります。また、その他変更があります。
①4種混合ワクチンの開始時期が生後3か月から生後2か月に変更になります
インターネット予約ページでも、生後2か月から4種混合ワクチンを予約できるように変更しました。
2023年4月1日の時点で生後2か月を過ぎている場合は、4種混合ワクチンを開始できますのでご注意ください。
4種混合ワクチンを生後3か月から開始されていた方は、引き続きこれまで通りのスケジュールで接種して下さい。
②子宮頸がんワクチンの定期接種に9価ワクチン(シルガード9)が認可されました
2023年4月以降、子宮頸がんワクチンの定期接種(小学校6年-高校1年女子)について、従来の2価ワクチン(サーバリックス)・4価ワクチン(ガーダシル)に加えて、新たに9価ワクチン(シルガード9)が選択できるようになります。
従来のワクチンを途中まですでに接種された方については、かかりつけ医師と相談のうえ続きのワクチンとして9価ワクチンを選択できる「交互接種」が認められています。なお交互接種では以下に述べる2回接種ではなく、3回の接種のみ認められています。
また接種方法について、従来は半年かけて3回接種されていましたが、9価ワクチンの1回目を15歳未満で接種された方については2回接種(6か月間隔)となります。1回目を15歳以上で接種された方は、2価・4価ワクチンと同じく3回接種となるためご注意下さい。
なお、自費での男性の子宮頸がんワクチンの適応については4価ワクチン(ガーダシル)のみ認可されていますのでご注意下さい。
1997年4月2日~2006年4月1日生まれの方に対するキャッチアップ接種は引き続き継続されます。ワクチンの選択・接種方法については定期接種と同じ扱いとなります。
シルガード9について https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/001070080.pdf
キャッチアップ接種について https://kinderring.or.jp/%e5%ad%90%e5%ae%ae%e9%a0%b8%e3%81%8c%e3%82%93%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%b3%e3%81%ae%e5%ae%9a%e6%9c%9f%e6%8e%a5%e7%a8%ae%e3%83%bb%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%83%e3%83%81%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97/
③5-11歳の小児用コロナワクチンの追加接種(3回目以降)が、2価のオミクロン株対応ワクチンに変更されます。それに伴い初回接種(1・2回目)を終了します。
また追加接種までの接種間隔が5か月から3か月に短縮されました
初回接種(1回目・2回目)は従来の1価の小児用コロナワクチンのみ使用できますが、4月以降の入荷はありません。4月以降は3回目以降の追加接種のみ2価の小児用コロナワクチンを用いて行います。
板橋区の集団接種会場でも4月以降の5歳以上の初回接種(1回目・2回目)は行いません。
6か月-4歳の乳幼児用コロナワクチンは初回からの接種を当面継続します。
④12歳以上のファイザー製ワクチンの供給が終了予定です
6月中旬より12歳以上のコロナワクチンはモデルナ製に切り替わる予定です。ファイザー製ワクチンをご希望の方は早めに接種を済ませて下さい。
変更が多く混乱が予想されますが、ご不明な点があればお問い合わせ下さい。よろしくお願い致します。